ワンコインセミナー第19回目。
猛暑の中、多くの方々にご参加いただきました。
今回は、「ミニバイダス等微生物自動検査機器の原理と従来方法との比較」と「食品添加物について」の2演題でご講演頂きました。
第1演題 シスメックス・ビオメリュー株式会社
産業マーケティング部 プロジェクトマネージャー
福井 謙一 先生
食品微生物検査について、微生物検査の現状として、従来法と代替法、日本と海外の検査方法の違いについて
ご紹介をいただきました。現在、海外の半数以上が代替法を使用しているそうです。代替法による検査の簡略化により「作業時間の短縮・誤差の防止・デスクワークの削減・検査法の標準化」等のメリットがございます。検査が簡略化されても、検査結果は従来法と同等だそうです。質疑応答の時間も多くの質問があり、大盛況でございました。
講演中の福井先生
第2演題 元三栄源エフ・エフ・アイ株式会社 品質保証部長
伊藤 澄夫 先生
食品添加物の基本や世間のイメージ、必要性について、ユニバーサルフードの実食を交えご紹介を頂きました。
ユニバーサルフードとは、日常の食事から介護食まで幅広く召し上がっていただける食品で、特に高齢者の嚥下障害による誤嚥性肺炎を防ぐための食品で、4段階の硬さに分けられている食品です。
「食品添加物=悪」という考えではなく、食品添加物を必要とする食材もあるため上手く付き合う必要がある、とおっしゃっておりました。
講演中の伊藤先生
試食 ユニバーサルフード
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