2015年08月21日

産学連携第5回技術講習会

山崎教授から、午後から使わせていただく実験室(バイオセイフティーレベル２(BSL2))の
注意事項の説明があり、クリーンベンチとの違い、火事になった場合放水せず実験室ごと
焼き尽くすなど病原性微生物とBSLの詳しい話を聞きました。
また、講演は「最近の食品衛生事情生食肉にひそむリスク」という演題で、生食肉を原因と
する食中毒事故について、牛、豚、馬、鶏、鹿が感染源となる病原体を紹介していた
だき、保存方法、調理方法についてもお話していただきました。

午後の実習では、TMB染色は、菌量や染色液の量などちょっとしたコツがありましたが、
非常に簡単な方法で顕微鏡観察することができました。

初めての方も複数おられ、皆さん非常に熱心に実習されていました。